年頭にあたって

左から奥田雅子、藤田愛子、小松久子、そね文子

新年あけましておめでとうございます。

2020年は1年間コロナコロナで明け暮れました。そして新年を迎えるのに、12月31日の東京の感染者数は過去最大の1338人となってしまいました。都庁内部でも「打つ手がない」と言われるほどの状況です。

緊急事態宣言を再度発出しても規制はなく、店を休んでもらうにもその支援体制がないとすれば、休業要請に従えば廃業せざるを得ない飲食店、事業所が多数出てくるでしょう。

各方面で困窮者支援も行われています。全体的に見れば経済が順調と思われ、水面下にあった子供の貧困や、女性たちへのDV等、また、非正規雇用による離職などがコロナによって表面に出てきました。自助・共助・公助ではどうにもならない状況です。

ここのところ区民の方とお話しする機会がたくさんありました。「政権は国民を馬鹿にしている。」「もっと速やかなコロナ対応を」と求める声が多くありました。私はコロナという新たな危機への対応ですから間違っても仕方がない、間違いを認めて柔軟に次の施策に取り組めばよいと思うのです。こそこそと決めるのではなく国民にしっかりと情報公開してくれれば、誰も批判ばかりするとは思えません。批判的な意見こそ聞く耳を持ち、もう一度民主主義の基本を発揮するべきと考えます。

このような中ですが6月には都議会議員選挙が予定されています。小松久子を候補者に立て全力で取り組んでまいります。

2021年まだまだコロナとの戦いは続きますが、あきらめない政治を地域から進めていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。(杉並・生活者ネットワーク代表 藤田 愛子)