6月29日 政治をあきらめずに投票に行こう!
世の中の経済が少々上向きになってきたのをいいことに、憲法無視で集団的自衛権を行使しても許されるのでしょうか。アベノミクス法人減税は一部の大企業に恩恵があるだけではないですか。社会全体を見れば格差が広がる一方です。
「自衛隊員は死に至る行動であってもそれを受け止めているし、自分はその命令を下す最高責任者だ」―このような発言は情緒的な自己陶酔としか思えません。国民の生命を守り平和に寄与することと正反対のことをとうとうと述べる安倍首相。現政権にレッドカードを出したいと思っている人は大勢いるはずです。
閣議決定で何でもできるのであれば憲法などいらぬではありませんか。自民党が多数の国会ではどうするすべもありません。せめて、連立与党の平和を愛する政党である公明党に頑張ってもらいたいと思うのですが、それも政教分離のことをちらつかせ条件付きでねじ伏せようとしています。本当に胸が締め付けられ、この国はどこへ行こうとしているのか心配でなりません。
6月29日杉並区では選挙があります。ポスターの掲示板が立ちはじめても何の選挙があるのかわからない方のほうが多いようです。4年前は参議院議員選挙と区長選と区議補選が重なったために投票率も高かったのですが、今回は区長選挙と区議補選のみ。区長選は現区長を脅かす対立候補も出ないようです。区議補選に至ってはさらに無関心です。しかし、地域の小さな選挙をおろそかにせず必ず参加して投票行動で意思を示さなければ、あっという間にこんなはずではなかったということになってしまうのです。
みなさま、政治をあきらめずに投票に行きましょう!