金融破綻による経済不況が世界中を駆けめぐり、止まるところを知りません。東京でも企業の業績低下招いていますが、小手先の景気対策で解決できるはずがありません。生活保護だけではない、雇用を中心とした多様なセーフティネットを張り、やり直しのきく人生を保障するしくみが必要です。
生活者ネットはこれまで、介護や子育て支援、多重債務からの救済、省エネ相談所、市民事業に融資するNPOバンクなど、地域に必要な事業をつくることを応援してきました。これらはすべて地域に住む人たちの相互扶助によるセーフティネットであり、これこそが東京の未来を豊かに育てていくものと信じます。
大量消費型の社会はすでに終わり、生活重視、地域特性を生かした「安心・安全・本物」が選ばれる社会への転換が求められています。東京を暮らし重視の生活都市に変えていかねばなりません。そのために、杉並から市民の議席を復活させます。
前都議会議員 藤田愛子
写真 運動グループ地域協議会の交流会で坪井まりさん(右)を紹介する藤田愛子