高齢者向けワクチンの予約、あわてなくても大丈夫!

杉並区では4月23日から75歳以上の高齢者、約6万8千人の方にクーポンを発送し、4月30日(金)9時から予約受付が始まっています。すでに電話がなかなかつながらない、インターネットでも混みあっているというお声が届いていますが、区では12万3千回分のワクチンを確保しているとのことですから、あわてず、落ち着いて予約をしてください。

右から講師の進藤久美子さん、小松久子、藤田愛子、筆者・奥田雅子 5/1学習会「ジェンダー主流化とは何か」会場で


大型連休明けの5月6日からは、65歳~74歳の高齢者、約5万5千人の方々にクーポンが発送されます。予約はクーポン届き次第可能です。
ただし、ワクチン接種はあくまで任意です。接種に不安のある方は、かかりつけ医にご相談の上、受けるかどうかを判断してください。

●予約受付 (必ず予約が必要です!!)
電話予約は土日・祝日も含め、毎日午前9時から午後5時まで。インターネットは24時間申し込みが可能ですので、苦手な方はご家族などに予約手続きをしてもらうのも良いですね。

●接種会場
杉並区は集団接種から始めて、ワクチンが順調に入ってくれば、いずれ地域のクリニックなどでもできる体制を整えていく予定ですが、現在のところは区内8か所の接種会場までが決まっています。5月17日から5か所、6月から3か所です。区民の利便性を考えて、少しでも多くの会場を設定しようと区も努力しています。詳細は広報すぎなみや区のホームページで確認していただきたいと思いますが、5月17日から接種できる会場は➢桃井原っぱ公園、➢阿佐谷区民センター前のマンションモデルルームだった場所(阿佐谷特設会場1F)、➢旧若杉小学校体育館、➢セシオン杉並、➢立正佼成会法輪閣の5か所、さらに6月からは➢下高井戸おおぞら公園、➢タウンセブンホール、➢阿佐谷特設会場3Fが加わります。

●連休中に発熱したらどうするの?
GW中も杉並区の保健所は必要な人員体制を組み、対応にあたるとしていますが、発熱があるなどの相談は24時間年中無休の「東京都発熱相談センター」(03-5320-4592)にお願いします。

生活者ネットワークはワクチンについての相談や、特にワクチンの副反応についても市民に分かりやすく、丁寧に説明すべきだと考えており、東京都に専門相談窓口の設置を求めています。また、コロナから回復しても後遺症に悩んでいる人が多いことから後遺症についても東京都に実態把握と相談窓口の設置を求めてきましたが、この4月から都内3か所に後遺症の相談窓口が設置されることになり、生活者ネットワークの提言が実現しました。(区議会議員 奥田 雅子)