年頭にあたって
新年あけましておめでとうございます。皆様の今年一年のご多幸をお祈りいたします。
昨年は災害の多い年でした。杉並区では川の氾濫も事前に対処ができて被害が無かったことは幸いでした。
昨年12月初旬に千葉へ行きましたが、ブルーシートの屋根がたくさん存在していたことに胸が痛みました。
日本の異常気象による災害だけでなく、アマゾンやオーストラリアの山火事、欧州の高温等、多くの人を絶望に追い込んでいます。気候変動枠組み条約国会議(COP25)がスペインで開かれましたが、日本は地球温暖化を阻止するために、脱二酸化炭素に向けた具体策が提示できず国際的に批判を浴びました。危機感を持った若者たちも行動を起こしていますが、今、日本の取るべき具体策は何なのか世界から対応を突き付けられています。
福島の原発事故を起こしたにもかかわらず、火力発電を止めるためには原発を主電源にしようという政府の考えは全く持って許しがたいものです。再生エネルギーに主力を移し、生活スタイルを変化させない限り、異常気象に対応することはできないのではないでしょうか。
食べ物も水もエネルギーも地産地消を目指す私たちの政策を更に進めなければいけない2020年になると考えて行動してまいります。
(杉並・生活者ネットワーク代表 藤田 愛子)