台風15号による停電と甚大な被害
台風による被害にあわれた方々へお見舞い申し上げます。
12月にバレーボールの仲間12人で千葉県館山市付近を散策することにしています。
泊りは岩井海岸、鋸山や富浦のびわ街道、大津の花の里などを歩く予定です。
いずれも電話やインターネットで確認したのですが、被害が甚大で、すぐには元通りにはならない様子。
また、君津市の山奥にある鳥飼農場というところの緑の卵(幸せを呼ぶ青い殻の卵)が好きで時々取り寄せていますが、ここも鳥舎が青天井になってしまったとのこと。復旧には時間がかかるようです。
伊豆大島に住んでいる妹からも被害甚大の連絡がありました。
さて、最近ロシアのプーチン首相が自由主義思想を「時代遅れ」と発言し波紋を広げました。また、「自由主義はなぜ失敗したか」の著者アメリカの政治学者パトリック・デニーン氏は
人間とは本来、「自然、時間、土地」という自身でどうにもならない条件に
制約された存在であるのに、現在は自分が死んだら後はどうでも良いという、
未来への責任を欠くという状況をつくってしまった。これは巨額の政府債務や
環境破壊につながっている
と警告し、当たり前と信じてきた価値観を疑う事や、ローカルに立ち返るべきと指摘しています。
私たち生活者ネットワークでは、食も水も電気も地産地消を提案しています。グローバルに考えローカルに行動することが求められていると、今回の台風被害をより一層教訓にしたいと思います。
(杉並・生活者ネットワーク代表 藤田 愛子)