年頭によせて あきらめない政治を地域から

三宅坂 国立劇場の凧 1/3

2020年9月からコロナが終息に向かうかのような状況が続きました。しかし、急激に感染が減少した理由も分からず、変異株のオミクロン株が勢力を増しています。3日は都内でも感染者が100人の壁を越えました。急速に増加するのか大変懸念され、経済も少し変化が見えてきただけに実に厳しい状況です。もう一度気を引き締めて感染しないよう十分気を付けましょう。そして、早くマスクのない生活に戻ることを期待します。

さて昨年は選挙の年で、都議選では小松久子が2期目に挑戦し、多くの皆様に期待を寄せていただきましたが議席を得ることができませんでした。表面化した困窮者支援対策、女性問題、環境問題(特に温暖化対策・脱原発)に力を入れて政策を訴えました。これは選挙後も引き続き主要問題ですので力を入れて解決に向けた活動をしてまいります。

さらに少資源の日本にあって、もう一度教育に力を入れていく時と考えています。教えられて覚えての教育でなく、自らが考え未来をつくっていく子どもを応援する教育を創っていきましょう。

10月の衆議院議員選挙で再び自民党が与党になり、岸田内閣が発足しました。しかし、安倍元首相の森かけ桜問題はうやむや、情報公開の第一歩も踏み出せていません。批判的な意見こそ聞く耳を持ち、もう一度民主主義の基本を発揮するべきと考えます。

2022年もコロナとの戦いは続きますが、あきらめない政治を地域から進めていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。  杉並・生活者ネット代表 藤田 愛子