専門家と政治の関りはハッキリすべき
毎日新型コロナについてTVも新聞も書き立て、種々の意見が出る中で何を信じて生活すればよいのか非常に不安な日々が続いています。
政治が専門家集団の知恵を借りることはこれまでの審議会などでも行われてきました。しかし、今回の新型コロナに関しては政治家や官僚が自分達の主張に沿った有識者をそろえて政策を通すやり方は通用しませんでした。
未知のウイルスに関する事ですから政策の変更はあって当たり前でしょうし、科学的な助言を求めたのは理解できますが、首相会見での専門家に頼る発言、アベノマスク配布や科学的見地のない中で学校の一斉休校をするなど、ちぐはぐな対応ばかりが目立ちます。
指導者の発言がいかに重要であるかを改めて思い知らされました。
専門家と政治家の役割を明らかにすべきです。議事録なしでどのように次の政策を打ち出すのか、また、政策決定過程が全く見えないことも国民を不安に陥れます。
まだまだ感染拡大も予断を許しませんが、正しく怖がりながら生活しましょう。
生活者ネットすぎなみ115号に「新型コロナウイルスに関連して」としてアンケートを載せています。
ご意見をお聞かせください。
(杉並・生活者ネットワーク代表 藤田 愛子)