通常国会が始まりました
通常国会が始まりました。
安倍首相の所信表明演説は、国民が解明を望んでいる案件に関する言葉が全くありませんでした。「桜」「IR」「閣僚を辞任した議員に対する説明」等々。
しかしこれでまた、予算委員会はこれらに関する野党の追及にだけ終わってしまうという、ここ数年のスタイルしか期待ができなくなっています。公文書に対する基本的な考え方が間違っていることから発生しているために、ここを正していくことが最優先であることは自明のことのはずです。
本来であれば、人口減少による日本の未来形や、それに伴う経済状況、AIなどともかかわる将来の働き方、年金医療問題、気候変動に関する環境問題、安保体制を含めた外交問題など、議論しなければならないことは山積みです。
年が改まり、杉並区でも2月12日から区議会第1回定例会が始まります。後半は予算特別委員会で予算の審議が行われます。特別会計を含めて3,000億円の予算の配分を決めていく大事な議会です。どうぞ、傍聴にいらしてください。
(杉並・生活者ネットワーク代表 藤田 愛子)