吉沢久子さんを悼む

家事評論家の吉沢久子さんが3月21日に亡くなられました。101歳とのことです。

生活に身近な課題を深く見つめて論評された吉沢さんと生活者ネットワークは親和性が高く、出会うべくして出会った間柄、と私は信じています。実際、私たちの活動は吉沢さんにずいぶん助けていただきました。

2003年、私が初めて区議選に挑戦したときの政策リーフに吉沢さんは次のような応援メッセージを寄せてくださいました。

「くらしの周辺はきびしさをますばかりの昨今です。地道に生活する者が願うのは、同じ生活者としての目で私たちを支えてくれる政治家です。」

そのころ他界した母の遺品の中に吉沢久子さんの著書を何冊か見つけ、母の生前にそのリーフを見せられなかったのを後悔しました。

南阿佐ヶ谷に近い住宅地に吉沢さんのお宅はあり、谷川俊太郎さんはお向かいでした。お宅にうかがうといつも、あの通販の広告で見るのと同じ懐かしいような笑顔で励ましてくださった吉沢久子さん。もうお会いできないのがさびしいです。どうぞ安らかにおやすみください。

(杉並・生活者ネットワーク事務局長 小松久子)