さあ選挙です 子育て・介護を支えあい分かちあう杉並区にするために!

竹村英明 (脱原発政治連盟「緑茶会」代表)、ゼロノミクマ(脱原発ゆるキャラ)とともに遊説するそね文子、奥田雅子 阿佐ヶ谷駅南口で4/12

4月26日は区議会議員選挙です。今回の選挙は、杉並区という一自治体の選挙ではありますが、その結果は、いまの安倍政権の今後を占うものになる、と考えてまちがいありません。

 これまでに安倍首相が進めてきた、秘密保護法の強行採決や、集団的自衛権行使容認の閣議決定、武器輸出禁止原則の破棄、沖縄辺野古で強引に進めようとしている基地移設、さらには原発の再稼働に向けて「粛々と」歩みを進めるなど、国民の民意をまったく無視した数々のふるまいを、容認することになってもよいのかどうか。

 また最近は、そのような政権の意向が反映された教科書だけを検定に合格させ、大学の自治まで奪おうという、教育への介入も露骨になっています。

 株価の一時的な高値更新で恩恵を得られる人は、ほんの一握りです。子どもの6人にひとりが貧困状態にあり、労働者の3分の1は非正規雇用で低賃金に甘んじ、「女性の輝く社会」という美辞麗句で労働力をあてにしながら正規雇用は女性の4割に過ぎません。

 私たちは、地域に根ざした活動を身上とする地域政党として、そのような政権に「NO!」をつきつけたい、という思いで、この選挙に挑みます。今回の統一地方選にあたり、東京・生活者ネットワークが掲げる統一スローガンは、「ひとりにしない 子育て・介護 ―支えあい分かちあう地域社会へ―」です。

 杉並区でいまの高齢化率2割から、その倍の4割になるのは、もう時間の問題です。認知症の人の数も激増すると言われています。しかし、支え合い分かち合う地域社会ができていれば、何も心配はいりません。それをいま築かなければ、どんどん進む現実に追いつかなくなってしまいます。

 そして、原発がなくても暮らせる社会を、暮らしの現場からつくっていこうではありませんか。

 生活者ネットワークは、チェルノブイリで原発事故がおきた1986年以来ずっと、29年間ぶれずに脱原発を発信し続けてきました。放射能汚染の不安のない食を求めて食品安全条例を東京都につくり、太陽光発電の設置をすすめる市民団体や、風力発電の事業に取り組む協同組合と連携して、原発ゼロに向けた実践に積極的に関与してきました。

 この杉並を原発ゼロ区にし、ほんとうの意味で豊かなくらしを手に入れるために、そね文子、奥田雅子が区政に挑戦します。みなさまのご支援をお願いいたします。(都議会議員 小松久子)