そのような中「原発」をテーマに住民投票を実施し、東京と大阪で市民自ら原発の賛否を決めようという動きが始まっています。この運動を進めているのは市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」の会。私たち都民は、電力の大量消費地であり電力会社の大株主である東京都の主権者として、この住民投票を実現させ、都民の一人ひとりの意思を表明する権利と義務があると思います。
都民投票実施のための条例制定を都知事に請求するには、都の有権者の1/50、約22万人以上の署名が必要です。署名は12月10日からスタートする予定で期間は2カ月。署名を集める人「受任者」を多数募集しています。この運動は、多くの請願陳情署名とは異なり、厳格な法定署名です。友人、知人に署名を勧める「受任者」がどれだけ集まるかで成否が決まります。仲の良いお友だちやご家族からだけでも、2筆以上集めていただければそれが大きな力になります。
「受任者」になるには下記事務所(*)までお名前、ご住所、生年月日をお知らせくだされば登録完了です。また、みんなで決めよう『原発』国民投票のホームページからも、登録ができます。
12月1日には、運動のアピールと受任者募集を呼びかけるため、渋谷モヤイ像前に俳優のいしだ壱成さん、元タレントの千葉麗子さんらも駆けつけ、街宣活動を行ないました。にぎやかにリレートークを繰り広げ、3時間で60名近くの方が受任者になってくださいました。アピールは新宿西口、渋谷、立川、銀座、秋葉原などあちこちで行なっていきます。
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(杉並・生活者ネット会員 中崎 裕美)