女性の視点 / 子どもの最善の利益を!

市橋綾子と小松久子の議会質問より

質問が終わり、傍聴した応援団と懇談する 
質問が終わり、傍聴した応援団と懇談する 
区議会第1回定例会で16日、市橋綾子と小松久子が一般質問を行いました。

市橋綾子は、障がい者、高齢者、傷病者、乳幼児・子ども、妊婦、など災害弱者と呼ばれる困難をかかえる人に対する防災対策について、また女性の視点で震災救援所づくりがされることの重要性を区はどのように認識しているのかを問いました。

小松久子は区長が示した「予算の編成方針とその概要」について、区長は「市民自治」をどのように考えているか、都区問題を解決し真の地方分権を獲得するため、区長みずから関係機関に積極的に働きかけ情報発信を行うなど、リーダーシップを発揮すべきではないかと質しました。

また杉並区で2006年度より導入されているスクールソーシャルワークについて、問題解決の中で、学校側の立場で対処するのかそれとも子どもに寄り添うことを重視するのか、その立ち位置について迷う場面が必ず出てくる。そのときスクールソーシャルワーカーは「子どもの最善の利益」を優先すべきであり、そのような態度や判断を支える教育委員会であってほしいと訴えました。

食品表示については、消費者の食品を選ぶ権利、その前提となる正しい情報を知る権利、それを保障するのが食品の表示であること、区民の食の安全を守る立場にある区としては、どのように考えているかと問い、また区民が食品を選択する主体としての自覚がもてるような教育や啓発に取り組むことを要望しました。
*市橋綾子のページ、小松久子のページもご覧下さい