生活クラブ運動グループの根っこを再確認

新年集会でおいしく交流

毎年恒例、生活クラブ運動グループの新年交流集会が1月10日に開催され、生活者ネットワークや生活クラブ生協、ワーカーズ・コレクティブなど構成団体のメンバーたちが参加して交流を温めました。

メインは前 生活クラブ連合会理事長、河野栄次さんの講演です。生活クラブ運動から生まれた各団体ともに、その運動のルーツを再確認するのに生活クラブ生協の創立者、河野さんほどふさわしい講師はいません。

その内容については小松久子HPに書きましたが、私にとっては久しぶりに頭をガツンとやられた感じです。今回も河野さんの話は刺激的でした。

頭を使った後はパントマイミスト、山本さくらさんの体操で身体をほぐし、いつものように軽食で歓談しながら、各団体からの活動アピール。この日参加した生活者ネット以外の団体は次のとおりです。

●北東京生活クラブ生協
●NPO法人たすけあいワーカーズさざんか(高齢者や障がい者のホームヘルプサービス、ゆうゆう上荻窪館の管理・運営)
●ワーカーズ・コレクティブ保育室モモ(0〜3歳未満児のグループ保育)
●NPO法人おでかけサービス杉並(福祉車両での移動サービス、移動サービス情報センターの運営、ゆうゆう桃井館の管理・運営)
●ワーカーズ・コレクティブオレガノ(有料老人ホームの給食サービス)
●東京ワーカーズ葬祭サポートセンター(その人らしい葬儀をサポート)
●企業組合ワーカーズ・コレクティブ轍・せぷと(生協の戸別配送業務)

これらはすべて生活クラブの理念、すなわち地域の信頼に基づく助け合いをベースに生まれました。現在のように経済不況をバックに雇用不安が社会問題化するとき、地域の助け合いなしに解決は難しいと思います。

つまり、このような事業体のあり方がこれからの世の中にもっと必要とされるはずです。おいしく交流しながら、あらためてそう思いました。  区議会議員 小松久子