自民党政治に決別を!

解散総選挙で民意を問うべき

町の中から都議選のポスターがほぼ消えた。総選挙間近で党首のポスターに貼り替わり、そこここに目立つようになった。
麻生内閣が出発してすぐの解散総選挙がいわれていたのに(本人の著書にもあったが)いきなり中山大臣の不見識な発言とそれによる辞任、またアメリカの金融破綻が雪崩を打って世界中を駆け巡っていることで、解散のチャンスが遠のいている。

民意が反映されていない3代の内閣。それも安陪、福田政権は1年で職務を投げ出したのだから早く総選挙を実施して衆議院の解散総選挙を行うべきである。しかし、一方で現在進行中の世界的規模の経済危機が如実な時に選挙?ともいえる。
いみじくもフランスのサルコジ大統領は「いつも大事なときに日本とアメリカは選挙だ」と言ったそうだ。

この杉並ではずっと自民党が小選挙区を制している。小選挙区制になった初めての選挙で石原伸晃氏は「宗教で政治が駆逐されていいのか」と訴えた。次には「消費税5%には絶対させません〜」と述べた。忘れてはいない。そのような発言をした人が、勝ち続けているのである。そして都政において、新銀行の1400億円を棄損した石原慎太郎知事を全面支援したのは「弟」ではなくこの「息子」だ。

自民党政治の土建型・利権誘導型政治は破綻しているのに公明党のつっかえ棒でようやく立っている。ここに政財官の癒着を生み、税の無駄使いがまかり通っているのだ。行政が中立であること、即ち政権交代を実現することによらなければ膿を出すことは出来ない。
すみやかに解散総選挙をすべきである。そして政権交代を!
この杉並で生活者ネットワークは非自民を貫き、保坂展人氏を推薦した。
写真 保坂のぶとさん(右)とともに遊説する藤田愛子、市橋綾子、小松久子 10/26荻窪駅