小泉選挙によって得た議席を失うのを何よりも恐れ、2代続いた総選挙を経ない首相を担つがざるを得なかった自民党の凋落であろう。まさに小泉元首相が絶叫したように「自民党をぶっ壊す」が実現しているのである。早急に総選挙をして政権交代を実現したいものだ。それでも自民党は華々しく総裁選を実施し、自民党の変化と民主党の変化のなさを見せつけ、新総裁・首相を決めようとしている。そしてその流れの中で総選挙の方向に向かうのであろうが、本当にそう運ぶのだろうか?まだまだ一波乱、二波乱あるように思える。
ねじれ国会の中で民主党が法案を潰すといっているが、ねじれる前から反対してきたものにまでイチャモンをつけるのでは何も変わらない。両党が本当に必要な法案を議論して決定すれば、それがまさに国民にとって必要な法案なのだ。
首相までもが小粒だらけで、「身を呈して」職務を全うするなどということは死語になったようだ。まさに党利党略,選挙しか考えていない人たちに、国民の悲鳴は聞こえないであろう。
しかし、それにしても選挙前の公明党のあくどさは目を覆うものがある。環境福祉重視の政党だそうだが、何処を向いて政治をしているのやら。
問題山積の今、即刻総選挙をして民意を問うべきだ。 杉並ネット代表 藤田愛子
写真 杉並区役所のみどりのカーテン 庁舎6階までつるの先がのびている(9/1)