まずは職員より清掃工場のしくみの説明を聞きます。次にごみの分別についての小学生対象のビデオをみました。4月に分別方法が変わったので「秋には新しいビデオを作ります」とのこと。
そしていよいよ工場見学。臭気や熱を遮断した窓を通しての見学ですから、臨場感には欠けますが、それでも長い長いバグフィルター(写真下)を1000本も使うような規模の大きさにはやはり圧倒されます。ごみ収集車から出されるごみが集まる「ごみバンカ」の上を巨大クレーンが上下左右に動くようすには、歓声が上がっていました。
以前「持ち込みごみ」を運んだことがあるのですが、奈落の底のように見える「ごみバンカ」にへっぴり腰でごみを投げ入れたこと、そして車にはなんともいえない臭いが一週間も残ったことを思い出しました。働く人の苦労の多い職場ですね。
4月に分別方法が変わり、ごみ集積所のようすを見ると可燃ごみが増えたように感じられるのですが、意外なことに重量比としては3%の増加でしかないとのこと。
4年後には清掃工場の立て替え工事が始まります。ごみ焼却処理だけでなく、隣接する高井戸地域区民センターやプールへ熱供給をしている工場の工事は、区民にとって大きな影響があることは間違いありません。どのような工場のありかたが望ましいのか、みなさんのご意見を聞きながら提案していきたいと考えます。 環境部会 塚原 彩子