政務調査費も税金とは思っていないのでしょう。一度もらってしまえば自分のもの、領収書の提出など考えもつかない感覚なのです。飲み食いに使ったり、杉並でも自転車を買ったと言う人もいるくらいですから。
こんな税の使い方をしていたら、やりくりして日々生活する市民から「政治に関心ありません」と言われても仕方が無いですね。まじめに政治をしようと考え、お金の流れは公開する、私たちのようなつましい政治団体まで同じように見られては情けない限りです。
このような状況の中で、マニフェストを若者と一緒につくり、「宮崎県を変えるために、その時を一緒に見る証人になってください。変えるためには選挙に行っていただかなくてはなりません。是非行ってください」こう街頭演説をした東さんの言葉に宮崎県民は変化の兆しを感じたのではないでしょうか。
地方政治において政党の論理を振りかざすのではなく、しがらみのない政治を、21世紀型・分権型の政治を実践することに価値を見出しましょう。
私たち生活者ネットワークの政治がめざしているものが、まさにそこにあります。
杉並・生活者ネットワーク 代表 藤田 愛子