使用済み天ぷら油も資源! 杉並ネット事務所が回収ステーションになりました

 

  右手が使用済みの油、左手は精製された油

ご家庭のちょっとくたびれた揚げ物の油、どんなふうに処理していますか?全部、炒め物で使ってしまう?使い切れなくて凝固処理剤で固めてしまう?それともそのまま排水溝にチョロチョロ流してしまう?処理がなんだかめんどうで放置?                                            

実は使用済み天ぷら油も資源で、適切な処理をすればバイオディーゼル燃料や飼料、畑の肥料に生まれ変わります。全国の天ぷら油年間使用量40万klの半分は飲食店から排出され、大部分は回収ルートに乗っています。

 

問題はもう半分の家庭から出される廃油。ごみとして廃棄されていたり、排水溝にそのまま流して水質汚染を引き起こしています。そこで杉並ネットは家庭から出された油を集めて資源にする、リサイクルプロジェクトに参加することにしました。ちなみにこのプロジェクトの2月の東京地域の回収量は54.5トンで、軽油代替燃料として使用したとすると約141.7トンのCO2削減に貢献したことになります。

 

もし処理しきれない油がお宅に眠っていたら、ペットボトルやびんに入れてふたをして平日の1117時に事務所にお持ちください。容器ごと回収します。賞味期限の切れた油でも、揚げ物のかすが入っていてもOKです。

 

12年前のことになりますが、2001年都議選で杉並・生活者ネットワークは古い天ぷら油から再資源化した燃料(VDF)で選挙カーを走らせました。思えば時代の最先端でした。

新しい取り組みへのご理解、ご協力をどうぞよろしくお願いします。

回収ステーションが各地に増えていくとなお良いですね。

 

使い終わった天ぷら油を回収して再生する循環型社会をつくろうーこんな夢のあるプロジェクトを創り出した染谷ゆみさんの奮闘ぶりを描いた「TOKYO油田物語―天ぷら油まわりまわって世界を変える」(一葉社)もお薦めです。

                                                                           杉並ネット環境部会 塚原彩子