初めての杉並版「事業仕分け」におおぜいの傍聴者

2010年11月17日 09時33分 | カテゴリー: トピックス

区が力を入れて、お金をかけてやるべきことは何か

神社や寺の森も緑被率に貢献 
神社や寺の森も緑被率に貢献 
田中区長肝いりの(?)杉並版「事業仕分け」が14(日)、15(月)行われました。
これまでも学識経験者5人の委員による行政評価が行われてきましたが、今回は公開で行われることに。これまでと違うので、「杉並版」としたようです。

両日とも午後1時から5時まで、1テーマ約1時間ずつ、事業説明、所管と評価委員の質疑応答、委員討議、まとめ・発表が行われました。テーマは、
◆コールセンターの運営
◆子育て応援券
◆路上喫煙対策
◆緑化助成
◆アニメ産業の育成・支援
◆本庁土日開庁
◆急病医療情報センター
◆南伊豆健康学園
の8つ。4テーマずつ2日に分けて行われましたが、会場は傍聴者でいっぱいでした。

私は初日の緑化助成を傍聴しましたがやはり委員の質問は、「この助成金額で保護樹林が守れるのか。11年後の緑被率25%は実現できるのか。どこのみどりを増やしていくと25%になるのか」というもの。また、保護樹木1本につき年間8,000円の補助を出しているけれど、実際の剪定費用は20万前後かかるそうで、とても8,000円では賄えません。適正な維持管理費用になっているのか。なっていないとすれば、もっと違うお金のかけ方でみどりを増やしていく必要があるのでは、という指摘がされました。一つひとつごもっともで、そのたびに傍聴者たちは大きくうなずいていました。委員の方全員に共通していたことは「緑を増やす必要がある」という観点。これでこの事業は「維持」になりました。

委員から質問が出されると主に担当の課長が答えますが、議会の委員会質問と違って、答えが全部言い終わらないうちに次の質問がかぶさってされるので、つい答弁が長くなりそのうちに何言っているのか不明なところもあったりで、「しっかり!何が言いたいのかはっきり伝えて!」と心の中で応援する場面もありました。

費用対効果でまずは判断されるのですが、中にはそれだけでは判断できないものもあるわけですし、また情報公開の限界も見え隠れします。事前に質問を提示したにもかかわらず資料の、準備がされていない、という苦言も出されました。
初回はこの2日間で終了しましたが、今後も公開で行われていくものと思われます。(事業仕分けされたりして…)

仕分け結果は、
廃止⇒南伊豆健康学園
廃止を含め抜本的見直し⇒子育て応援券
            ⇒アニメ産業の育成・支援
縮小⇒コールセンターの運営
   ⇒路上喫煙対策
   ⇒本庁土日開庁
   ⇒急病医療情報センター

仕分け項目は、健康学園以外は山田前区長が始めた事業でした。
う〜ん、山田カラーをなくすところから手をつけ始めたと言われる所以ですね。
区議会議員 市橋綾子

*上の井草八幡の写真は井荻村の先人内田秀五郎の偉業をたどる、市民団体の歴史ツアーの時のものです(詳しくはこちら