政権交代 なる!

とはいっても、政権交代が目的ではない

8月27日 西荻窪駅南口
8月27日 西荻窪駅南口
明治維新以来ともいわれるような大きな変革の時がきた。この時期に、歴史の1ページをめくる役割を果たせる場にいたことを皆さんと一緒に喜びたいと思います。
東京・生活者ネットワークの代表をしていた時、ローカルパーティとして国政とどのようにコミットするかを議論し、政権構想を持つ民主党を応援しようと決めてから約10年、ようやく政権交代が実現しました。60年以上の長きにわたる自民党支配からの脱却と政官財のしがらみからの解放を実感したいと思います。

国民は4年前の郵政選挙と裏返しの行動を取ったわけですが、政権交代が実現したということでは全く違う意味合いをもつことになります。しかし、変化が見えなければ期待が大きいだけに失望は大きくなるはずです。気を抜かずに、速やかな対応と国の方向性を明確に示すべきです。

さて、わが杉並選挙区では野党共闘で応援をした保坂展人さんが、東京で一番強いといわれている石原伸晃氏に挑戦しました。小選挙区では都議選で得た野党得票数11万票をしっかり獲得したものの、約3万票の差をつけられて敗退しました。比例区では社民党が票を取れず、議席を失ってしまったことは残念でなりません。小選挙区は2大政党制を進める有効な手段ですが、少数政党が生き残ることができないような制度でもあります。

都議選以降今回の衆議院議員選挙までたくさんの方々に応援をいただきましたが、地域活動をさらに充実させて、共々捲土重来を期したいと考えます。  杉並ネット代表 藤田愛子