東京都、新銀行に新たな税投入400億円

2008年2月25日 13時27分 | カテゴリー: 都政・国政にもの申す

知事のパフォーマンスに都民がつきあう必要はない

面白くなって来ました。面白がってはいけませんが、言ったとおりになってきました。新銀行創設に反対の立場から、現役の議員だった頃も、また一市民になってからも何回もこのことについて発言をしてきました。新銀行創設の発想はすばらしく、東京の95%を占める中小企業に対する配慮は確かなものでした。しかし、都議会で審議の最中にも、都市銀行の不良債権は回収され、中小企業に対する「貸し渋り、貸しはがし」は無くなってきていたのです。行政が施策を立ち上げるには時間がかかり、タイムラグが大きく、生きている経済の最先端である銀行業を創設するのはどだい無理がありました。

トヨタ推薦の仁司氏や果ては奥田碩会長にも責任の一端があると石原知事特有の責任逃れを言い放っていますが、さすがの石原さんも今回ばかりは覚悟が必要でしょう。自民党幹部も大方は新たな資金投入に消極的のようです。

ではどうすべきか?金融機関を潰した例としては山一証券や足利銀行がありますが、都関係者はつぶせないとしています。いま清算すれば2〜3千億円かかると言っていますが、事実なのか。まず、その点を調べるべきです。次に、知事自身が粉飾決算とか刑事告発とか言っているのですから、百条委員会の設置を求め、創設以来の運営実態を徹底的に調べなければなりません。知事自身も証人喚問すべきでしょう。併せて、資金投入の差し止めを求める訴えを起こすべきです。

どぶに捨てる400億は、誤った支出なので返還請求ができます。もちろん知事を相手に背任を理由とする損害賠償請求も起こすべきでしょう。まずは私たち市民から住民監査請求を出し訴訟に持ち込みましょう。    ( 杉並・生活者ネットワーク代表 藤田 愛子)

写真 区議会 本会議に向かう市橋綾子と小松久子