市民がつくるローカルマニフェスト

生活者ネットは一羽の蝶になれるか

アメリカの大統領選の予備選が行われているせいもあるのかここ数日、新聞紙上でもマニフェストの文字が踊っています。
杉並ネットは19日、前三重県知事の北川正恭さんをお迎えして、ローカルマニフェストを市民がつくろう!と、スタート集会を開催しました。

生活者ネットワークではいつも、皆さんからいただいた声を基に政策をつくります。そしてその政策を提示して「この政策を実現するために、どうぞ議会に送ってください」と訴えます。この「政策」をまったくつくらず選挙に臨んでいる方もいます。選挙民にどう選択せよというのでしょうか。しかし、そのような方でも当選するのですから不思議です。街頭インタビューで、「投票する人はどうやって決めますか」との問いに「政策を見て」と答えている人がいますが、ホントかなー?っていつも思います。でも、この「政策を見て」と答える人は圧倒的に多いのです。私たち生活者ネットワークは市民の方と一緒にマニフェストをつくる活動に入ります。来年の都議選挙に向けて、です。

北川さんが1つの話しを紹介してくださいました。
「北京で一羽の蝶々がはばたくと、ニューヨークでハリケーンが生じる」というカオス理論で語られるたとえ話でした。これは、蝶のはばたきというわずかな気流の乱れが、巨大な嵐を引き起こす。ミクロの「ゆらぎ」が予想をはるかに超えたマクロの変化をもたらす
という意味です、と。
さあ!生活者ネットがこのローカルマニフェストという蝶をつかって、議会を変える、市民意識を変える大きな一歩を歩みだします。
ローカルマニフェストづくりにどうぞご参加ください。    区議会議員 市橋 綾子

写真 (下右)左から小松久子、藤田愛子、市橋綾子、北川正恭さん、国分寺ネットの大西ゆき子都議