善福寺池にコハクチョウが飛来

外環道建設による水環境への影響は

善福寺池に6羽のコハクチョウがやってきました。NHKテレビのニュースで報道されたので連日大勢の人が見物に訪れています。えさ(パンの耳)を投げても、まわりのすばしこいカルガモに取られてしまい、なんともおっとりした様子のコハクチョウです。
例年は伊豆沼(宮城県)や瓢湖(新潟県)などで越冬しているといいますが、関東まで飛来したのはやはり寒さのせいでしょうか。そういえば上池が半分くらい凍っていますが、これも近年見たことがありません。
 さて、この自然豊かな善福寺公園のすぐそばに外環道の建設が予定されています。
道路自体は地下40mの大深度工法が採用され、青梅街道には練馬区側にインターチェンジが設置される計画です。国や都は大深度なので地下水に影響は少ないと説明していますが、
地下に巨大なトンネルを通すことによって、豊かな自然とそれを支える水環境に影響を及ぼす大きな危惧を感じます。