小泉首相の靖国参拝

2005年10月19日 23時34分 | カテゴリー: トピックス

一生懸命積み重ねてきたものが参拝のたびに崩される

「一生懸命積み重ねてきたものが参拝のたびに崩される」これが中国や韓国で実際に仕事をしている人や文化交流をしている人の実感ではないだろうか。また、この度はどのような内容であれ六カ国協議がようやく整い、これからと言うときの参拝であったため、外務省すらも前述の言葉をはいた。
私は小泉首相の靖国参拝に対して、憲法20条3項「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教活動もしてはならない」に違反していると思うことから反対である。本来宗教法人である靖国神社への首相の参拝は中国や韓国と関係なく我々日本人自身が議論して決着を付けるべき問題だと思う。しかし、国立追悼施設を作ることにも中途半端な議論で決着を付けられないでいる。今となってはこれを再議論する力は政府与党にはない。
国の戦没者に哀悼の誠を捧げ、二度と戦争を起こさない決意の表れ」ということに違は挟まない。しかし、言っていることと、やっていることがあまりにもかけ離れており、喧嘩をふっかけているのかとすら思えるやり方だ。「長い目で見れば、いずれ分かってくれる」というのは「長い目で見れば、アジアの一員として近隣諸国とどれだけ友好関係を創ることができるかが今の日本にとって重要だと考えるので、参拝はしない」となるのが国の責任者たる所以ではないのか。

         杉並・生活者ネットワーク 代表 藤田愛子

写真・環境博すぎなみのオブジェの前で